私の最も尊敬するまだ57歳の社長が
昨日亡くなってしまいました
社長は私が16年前信用金庫に
勤めていた時私が担当だったことから
何度も飲みに遊びに連れてって頂きまして
ふぐも北京ダックも初めて社長に食べさせてもらいました
信用金庫を辞め
ビデオレンタル屋になる時も
社長の建設会社にお誘いを受けましたが
その時私も若かったので
「社長の会社よりも大きい会社になって帰ってきます」
と言ったら「おまえのように人のいい奴に大きくはできないよ」
と言われなにくそと思いビデオ屋になるも
商売の厳しさをすぐに思い知らされました
2年間無我夢中で試行錯誤を続け
潰れそうだった月額80万に満たなかった売上も
なんとか目標にした200万円になり
当時では珍しい無人のレンタル店を
川崎の元住吉にオープンし
半年あまりで200万になった時
1人前になるまでは連絡をしないと決めていた社長に
およそ3年振りにドキドキしながら電話をかけました
社長はその日に渋谷で会おうと言ってくれて
ハチ公前で社長にお会いした第一声は
「俺も爺(じじい)になったけどお前も爺になったなあ」
と言った社長の真っ黒だった髪は真っ白になっていたっけ
で、私の千葉の柏の潰れそうだったビデオ屋と
元住吉のレンタル店の話をして
「社長あまり大きくはできませんでしたが
やっと食えるようになりました」って言ったら
感動して泣いてくれまして
それからが早かった
社長が私のビデオ屋の
フランチャイズになると言って
東京の梅ヶ丘店と学芸大学店2店を社長がオープンし
元住以降私が開いた5店の店をすべて社長に内装をお願いしました
建設会社の旅行にも参加させて頂きまして
社長の威をお借りし下請けの方にもとてもよくして頂きました
残念ながら社長のやってた店は
VHSからDVDになる時に閉店したのですが
とにかく何回飲みに行ったか分からないほど
飲みに連れてって頂きました
経営の事だけでなく人生や失恋に至るまで
迷っている事や悩んでいた事
腹を割って一つずつ真剣に考えて
丁寧に教えて頂きました
建設業で長年沢山の方と係わってきた社長の
生(ナマ)の経営、人生哲学は私にとってかけがえのないものです
私の人生の中で社長にお会いできて
係われたことを誇りに思っています
生前に社長がよく話されていた
「俺は若い時に沢山の人に可愛がられたのでなるべく返そうと思ってる
だからお前も若いやつに必ず返していくんだよ」
これを書いていて社長の事を思い出すと
涙がどんどんこぼれてきて止まらなくなります
社長
ありがとうございました
どうぞ安らかにお眠り下さい
ご冥福をお祈りいたします
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